top of page

インタビュー:医療法人社団 育心会理事長 三井 俊賢先生

医療法人社団 育心会

理事長 三井 俊賢先生


まず、インターネット社会の現代において、しっかりとしたサイトを持つことは、医療機関の信頼につながる部分が非常に大きいです。また、ブランディングというのは、入り口管理の1つだとと考えています。そもそも我々の色に合った人でないと、入った後にうまくいかなくてすぐやめてしまうことも多い。するとコストや労力も色々とかかりますので、まずは我々の色をしっかりと出して、それに共感してくれる人に入ってもらって、一緒に成長していく。そうした組織を作っていきたいと思い、安岡さん(DEPOC)に医療法人自体のブランディングをお願いしました。

私は、現在、7クリニックを取りまとめる医療法人育心会の理事長ではありますが、引っ張って行くリーダーではなく、奉仕するサーバントリーダーに徹しています。そのためには、育心会としての診療姿勢方針の枠組みをしっかりと打ち出し、その枠組みの中で各クリニックの院長先生たちの裁量に任せて活躍してもらえるようにしています。それぞれの特色を打ち出しながらも、大事な軸を共有する事で、大きく方針がブレたり方針に沿わない方向にズレていくことは少なくなっているのではないかと感じています。

そもそも、スタッフに理念を理解してもらう面で難しいのは、職種によって考え方が全く違うということ。同じことをこちらが話しても、人によって、あるいは職種によって、解釈のしかたが色々と違います。ただ、医療法人を経営していくには、職種を問わず、医療法人自体の理念を理解してもらい、それをもとにそれぞれの実務の構築や患者さんへのアプローチ方法を体現することが重要です。

現在、公開しているホームページには、それぞれの職種のスタッフに登場してもらい、現場で働くスタッフの生の声をお届けしています。DEPOCさんのご協力をいただいて、スタッフに直接アプローチして、インタビューやアンケートを取ってもらいました。内部の人間がインタビュアーであれば、優等生な答えばかりになり、突っ込んだ話をするのはなかなか難しいものです。が、外部の方にインタビューをしていただくことによって、スタッフの本音を引き出し、とても生き生きとした内容になりました。外部の皆様にも風通しの良さとして伝われば、とても嬉しく思います。スタッフ自身もホームページを通して、理念がより身近なものと捉えられ、日々の仕事に対するモチベーションにつながったと言ってくれたのも印象的でした。

私たちは「個人の成長が組織の成長につながり、組織の成長がさらに個人の成長を促す」と考えています。今回のHPは、このサイクルの機動力になったと感じています。何より、スタッフの皆さんが、我々の理念をそれぞれのやり方で体現してくれていることを期待以上に実感することができた、とても有意義なきっかけとなりました。このホームページを通して、外部への訴求力を上げていくことはもちろん、内部スタッフへの意思共有のツールとしての活用も検討しています。現在のサイトの状態はいわばスタートラインなので、今後も様々なページを追加し、より強固なブランディング戦略を行なっていきたいと考えています。

医療法人社団 育心会

理事長 三井 俊賢先生


[経歴]

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了

慶應義塾大学医学部 小児科

慶應義塾大学関連病院

慶應義塾一貫校校医

医療法人社団 育心会 理事長


[資格・所属学会等]

医学博士

小児科専門医

小児科指導医


[医療法人育心会とは]

2015年に設立された、東京都、神奈川県で小児科の7クリニックを経営している医療法人。小児科の様々な専門分野の持った医師が院長となり、専門性に特化した特徴のある診療を行っている。また各クリニックでは、お子さんや親御さんの不安や悩みに寄り添いながら、小児科+αの付加価値を提供できるよう取り組んでいる。


[弊社制作実績]

医療法人育心会様 公式サイト



bottom of page