HOME | 賛同者からのメッセージ | 採用情報 | お問い合わせ
HOME > 出版・知識・技術 > 医療機関のブランディング
書籍概要
かつて人は、病気になれば家の近所の病院に行くのが当たり前でした。医療機関側で集患の努力をする必要はなかったのです。しかし、現代は「医療機関が選ばれる時代」です。人は病にかかるとインターネットで自ら情報収集して、自分に適した治療法を行う病院を見つけ、通院します。これからの時代は医療機関も自ら情報発信をしなければいけません。その時に重要なのが「ブランディング」です。
2020年9月1日にラーニングス株式会社から出版される書籍「医療機関のブランディング 〜求人・集患の秘訣〜」は、医療機関が求人・集患という大きな課題をブランディングによって解決することを目的に執筆されました。著者の株式会社DEPOC代表取締役・安岡 俊雅は、これまで300件以上の医療機関のwebサイト制作に携わってきた実績を持ちます。本書が皆様のお役に立てることを祈っております。
●必要なのは「魅せる化による経営マネジメント」
著者は医療機関のブランディングを「魅せる化による経営マネジメント」と呼びます。
具体的には、理念や経営方針などの情報を受け手が受け取りやすいように精査し、加工して伝えることによって経営マネジメントに繋げることを言います。ただきれいなサイトを作っただけではどこも同じようなページになってしまい、求人・集患に繋がりません。
まずは経営方針や理念を言葉に落とし込んで「何が自分たちの特徴なのか」「他の医療機関とはどう違うのか」などの情報を創生し、webサイトなど情報発信するためのツールの作成を行い、ファンを増やしていきます(魅せる化)。ブランディングに重要なのは、「情報の収集、情報の創生、情報の発信」です。これを見て人は集まるのです。
●ブランディングは医療機関で働くスタッフにも重要
ブランディングは、自分たちの経営方針や理念を情報資産として文字や表現で形にし、相手にファンになってもらう行為です。これはなにも、対外的にのみ重要な行為ではありません。確固たるブランディングが築かれることによって、働くスタッフも自分たちの存在意義や行動指針が明確になります。「もし迷ったらこの方針に立ち返ればいい」と思えることで、スタッフは自由に動きやすくなるのです。
●豊富な取材先
本書には、実際にブランディングによって経営改善した事例を6つ掲載しています。ブランディングはどのように進めるものなのか、実際に効果はあったのか、実際に当事者や関係者の話を聞くことで、理解が深まります。
・湯川リウマチ内科クリニック 院長 湯川宗之助先生
・ちどりこどもクリニック 院長 久保田千鳥先生
・帝京大学医学部附属溝口病院 麻酔科 教授 丸山晃一先生
・医療法人社団 育心会 理事長 三井俊賢先生
・税理士法人 TOTAL 税理士・行政書士 松浦薫様
・昭和大学藤が丘病院 消化器外科 教授 田中邦哉先生
●章立て
第0章 はじめに
第1章 なぜ、医療業界のブランディングは遅れているのか
第2章 ブランディングとは
第3章 求人・集患とブランディング
第4章 間違いだらけのブランディング
第5章 医療機関のブランディングが難しい理由とは
第6章 具体的なブランディングの手法
第7章 持続可能なブランディングを行うために
第8章 これからのブランディングで大切なこと
第9章 終わりに
●著者 安岡 俊雅
1975年⽣まれ。神奈川県相模原市出⾝。東京農⼯⼤学農学部に⼊学。卒業後、⼩野薬品⼯業株式会社に⼊社。約8年間MRに従事した後、2006年5⽉に株式会社DEPOCを設⽴。専務取締役就任。⼀般企業・医療機関のデザイン・広告、医学会の運営をメインとした事業を展開。2019年6⽉、事業を医療中⼼に舵を切るタイミングで、株式会社DEPOC代表取締役に就任。
【講演について】
講演を受け付けています。
ご要望がございましたら、ホームページよりお問い合わせ下さい。
※日程・場所・企画内容によってはお受けできない可能性がございます。
予めご了承ください。
※講演費用についてはご相談ください。