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インタビュー:東京慈恵会医科大学 内科学講座 呼吸器内科

東京慈恵会医科大学 内科学講座 呼吸器内科 荒屋 教授にお話しをお聞きしました。

2023.6.7


呼吸器内科医の魅力を教えてください。


 呼吸器内科の診療は、まさに全人的医療であり、非常にやりがいの大きい診療科です。呼吸器疾患は慢性の経過をたどることが多く、重症化すると直接生命に影響を及ぼす領域であることから、患者さんと長期的に関わることが多くなります。また、他の内科疾患を合併している患者さんが多いため、内科医として全身を総合的に診る力が問われる場面が多々あり、必然的に高いレベルの臨床力を養うことができます。

 そして社会的にも、呼吸器内科医のニーズは非常に高まっています。現在の日本の死因TOP 10の中には、肺炎、肺癌、COPDの3つが含まれており、呼吸器疾患が重要な位置づけにあることが分かります。高齢化社会の到来に伴い呼吸器内科医の需要はますます大きくなると予想されますが、全国的に専門医が不足している状況があり、優秀な呼吸器内科医を育成することは当科の重要な使命と考えています。


株式会社DEPOC インタビュー

東京慈恵会医科大学 呼吸器内科の特徴を教えてください。


 当科は国内最大級の呼吸器内科となり、現在80名以上の医局員が在籍しています(2023年4月)。各ジャンルの指導者が育成されており、非常に充実した指導体制を構築しています。大所帯ではありますが、当科は風通しの良さが自慢で、意見を言いやすい雰囲気がありますし、後輩の教育に対してとても熱心に、前向きに取り組む先生方が揃っていますので、若手の先生方も安心して入局してほしいと思います。

 大学の役割の1つとして「フィジシャンサイエンティスト」の育成が重要だと考えており、臨床・教育に加え、研究にも力を注いでいます。研究グループは、びまん、肺癌、アレルギー・喘息、感染症の4つのグループに分かれ、それぞれ指導者がいる体制としており、研究のみならず、臨床における疑問などに対しても各グループの相互・協力体制により、質の高い指導が行われています。臨床研究はもちろんのこと、基礎研究にも熱心に取り組んでおり、当科で研究室を保有し、大学院での基礎研究は当科スタッフの指導により基本的に自科で完結できる体制となっています。各学会においても数々の賞を受賞しており、日本の呼吸器内科のトップランナーとして走り続けていると自負しております。大学院卒業後に海外留学を経験している先生も多数在籍しておりますので、留学希望の方もぜひ入局していただきたいです。


株式会社DEPOC インタビュー

女性医師の働き方やキャリア形成についてお聞かせください。


 医師の働き方とキャリア形成は密接ですので、先生方のニーズに合わせて様々な選択肢が必要だと考えています。大学の制度としては時短勤務制度があり、当科においても時短勤務を利用しながら活躍されている先生が複数名いらっしゃいます。また、呼吸器内科医が活躍するフィールドは非常に広いため、ワークライフバランスや将来のキャリアを考慮した上で勤務形態を選択しやすいことも呼吸器内科の特徴です。例えばICUや睡眠時無呼吸症専門外来、アレルギー専門外来、健診センターの胸部レントゲン読影業務なども選択肢となります。当科においても女性医師は増えておりますし、ロールモデルとなる人材を育成することに非常に前向きです。本人の希望するキャリアを実現できるよう、医局としても柔軟に対応していきたいと考えています。


株式会社DEPOC インタビュー

荒屋教授、ありがとうございました。

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