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後悔しないNIPT選び
後悔しないNIPT選び
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後悔しないNIPT選び

NIPTってなに?

妊娠していることがわかったとき。
赤ちゃんがちゃんと育っているか、元気に生まれてきてくれるのか、たくさんの期待とともに、ふとした不安が胸によぎることもあると思います。ネットを見ると、たくさんの情報が飛び込んできて、読めば読むほど不安になってくることも。そして、よくよく見ると、検索の上の方は「広告」「スポンサー」などビジネスの記事やサイトのことも珍しくありません。
最近よく聞く「NIPT(新型出生前診断)」という検査。
「赤ちゃんの病気がわかるらしいけど…」「どこで受けたらいいの?」「何を基準に選べばいいの?」と、これも調べるほどに迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。
このサイトでは、NIPTとはどんな検査なのか、どんな医療機関で受けるのが安心なのかを、できるだけわかりやすくご説明します。
情報があふれる中で「何が本当に大切か」を整理し、あなたと赤ちゃんが、安心してこの道のりを歩んでいけるようお手伝いできたら嬉しいです。

NIPT(新型出生前診断)の認証制度について

NIPTとは

NIPT(Non-Invasive Prenatal Testing)は、妊婦さんの血液から、赤ちゃんの染色体の異常(ダウン症など)を調べる検査です。
採血だけで検査でき、母体にも赤ちゃんにも安全な方法とされ、2013年から日本で導入されました。

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なぜ「認証制度」があるの?

NIPTは便利で高精度な検査ですが、

検査で「陽性」が出たとき、必ずしも病気とは限らない

精神的な負担が大きい

検査結果をどう受け止めるかは人によって異なる

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こうした理由から、「適切なカウンセリング」や「専門的サポート」がとても重要です。
そこで、日本では専門家によるサポート体制が整った医療機関で行うようにするための『認証制度』が作られました。

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日本のNIPTの認証制度とは?

正式名称は?
「母体血を用いた無侵襲的出生前遺伝学的検査に関する連携施設認証制度」(日本医学会、厚生労働省がサポート)


管理しているのは?
日本医学会(産婦人科学会など複数の学会が共同で運営)


認証を受けた施設の特徴

  • 適切な遺伝カウンセリングが受けられる

  • 妊婦本人とパートナーが一緒に説明を受けることが基本

  • 異常が疑われた場合は、羊水検査などの確定検査を実施できる体制がある

  • 一定の症例数や専門資格を持った医師がいること

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認証施設には基幹施設(大学病院や地域の中核病院)と連携施設(基幹病院と地域で連携しているクリニックや病院など)があります。お互いにサポートしながらご夫婦にとって最善最良の道を一緒に探してくれます。

認証施設と非認証施設の違いは?

認証施設(公式)

日本医学会の管理下、専門家によるカウンセリング、費用約10万円前後

非認証施設(非公式)

自由診療、サポート体制が不十分なこともあり、費用や検査精度にばらつきがある

現在の課題は?

非認証施設が急増しており、検査の質や結果の解釈に差があるため、結果によって困惑してその後の方針がわ  
からないまま困っている妊婦さんがでてきている

妊婦さんが、どの施設が「認証」かどうかを知らずに受けているケースもあります
妊婦さんが、「認証」か「非認証」の違いを知らずに受けているケースもあります
NIPTの対象が認証施設では「3つのトリソミー」に限られているが、非認証施設では全ての染色体や性染色体など拡大検査によってビジネスとして行なっているケースがある

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検査を受ける際に大切なポイント

  1. 必ず、その施設認証施設かどうか確認しましょう

  2. 検査を受ける目的を自分で整理しましょう(「知ってどうしたいのか?」)

  3. 不安なことは、遠慮せず専門医師やカウンセラーに相談を

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認証施設を探すには?

日本医学会のNIPT公式ページで、都道府県ごとの認証施設リストが掲載されています。

NIPTは、母体にやさしく高精度な検査ですが、精神的・倫理的な面で配慮が必要です
日本では、専門家のサポートがある「認証施設」での実施が推奨されています
自分の希望や価値観に基づいて、検査の意味をしっかり考えることがとても大切です

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認証施設と非認証施設の違い(比較表)

NIPTを受ける際に最も大切なのは「どこで受けるか」。認証と非認証で大きな違いがあります

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非認証施設でのみ行われている検査とその落とし穴

東京都内でおすすめの認証施設5選

後悔しないNIPT選び 認定施設

広尾レディース(渋谷区・恵比寿)

住所:〒150‑0013 東京都渋谷区恵比寿1‑12‑1 CRD Ebisu‑1stビル5F  
診療時間:月〜金 10:00‑13:00/14:30‑19:00、土曜 10:00‑14:00(日祝休診) 

電話番号:03‑5447‑2900 
ホームページ: https://www.hiroo-ladies.com/nipt

特徴

  • 長年、胎児診断、出生前診断に従事している、院長が対応します

  • NIPT「陽性」の場合、羊水検査(確定検査)を全額補助します 

  • 検査結果の「詳しい説明」をおこないます

  • 妊婦健診を他院で受けている場合、NIPTのみでも、ご利用いただけます

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丸の内森レディースクリニック(千代田区・丸の内)

 

住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1‑5‑1 新丸の内ビルディング9F  
診療時間:予約制、木曜・土日祝休診 

電話番号:03‑6206‑3900 
ホームページ: https://www.moricli.jp/medical_course/echo/

後悔しないNIPT選び 認定施設

FMC東京クリニック(千代田区・飯田橋)

 

住所:〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1‑3‑2 曙杉館2階
 
診療時間:月〜金 9:30‑12:30/14:00‑17:30(休診:土日祝・年末年始) 

電話番号:03‑3221‑0333 
ホームページ: https://fmctokyo.jp/nipt

予約 電話 03‐3221‐0333   

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新宿南口レディースクリニック(渋谷区・代々木)

 

住所:〒151‑0053 東京都渋谷区代々木2‑7‑5 exside南新宿ビル3F   
診療時間:月〜金 10:00‑13:30/15:00‑19:00 ※水・日・祝休診 

電話番号:03‑3376‑3770  
ホームページ: https://www.fetus-clinic.com/column/nipt.html

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豊洲レディースクリニック(江東区・豊洲)

 

住所:〒135‑0061 東京都江東区豊洲5‑2‑12 豊洲BAYSIDEクリニックビル6・7階    
診療時間:月・土   9:00‑13:30/14:30‑17:00

      火・水・金 10:00‑13:30/14:30‑18:00

      木・日祝  休診 

電話番号:03‑5534‑9700  
ホームページ: https://www.toyosu-ladies.com/syusseimae/nipt.html

NIPTを受けるあなたに伝えたいこと

NIPTは、ほんの少しの採血で赤ちゃんの健康について知ることができる、とても進んだ検査です。
けれど、それは「知ること」の始まりでもあります。
どこで検査を受けるか、誰に相談するかによって、その後の気持ちの持ち方や判断の仕方は大きく変わってきます。

大切なのは、安心して話せる医師やスタッフと出会えること。

 

そして、あなた自身が「知ってよかった」と思える選択ができるよう、丁寧に向き合えることです。
手軽さや値段だけで決めてしまった結果、その後の対応などに苦慮するなどの問題が今大きな社会問題にもなっています。
もし迷いや不安があれば、一人で抱え込まずに、専門の医師やカウンセラーに相談してみてください。
NIPTは、あなたと赤ちゃんのための“支え”となる検査。
どうか、納得と安心をもって、これからの時間を過ごせますように。

監修者プロフィール

宗田 聡(そうだ さとし)医師
茨城県立医療大学 客員教授。産婦人科専門医・臨床遺伝専門医・医学博士。
医学部卒業後に大学院で遺伝子診断の研究を行い、英語による国際論文も多数発表。米国人類遺伝学会(ASHG)においても資格を有する。
米国ボストンのNew England Medical Center(NEMC)にて、NIPTの開発者として世界的に著名なビアンキ教授の研究室に留学し、先進的な出生前診断の研究に従事。
多くの大学病院・周産期センターでバイブル的に活用されている。「周産期マニュアル」の監修に携わり、現在は、日本医学会が主導する「NIPT制度管理委員会」の施設認証委員を務め、国内の出生前診断の質の向上と適正化に尽力している。
豊富な臨床経験と学術的知見をもとに、妊婦さんとご家族が安心して検査を受けられる環境整備を支援している。

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