インタビュー:小山記念病院 薬剤部

小山記念病院 薬剤部 薬剤部長 花香 淳一様にお話しをお聞きしました。

2021.10.08


2019年にホームページを公開し、 何か変化や反応はございましたか?


薬剤師の採用活動を行う上で、病院の紹介、薬剤部の紹介がしやすくなりました。今までは、病院パンフレットを郵送したり、パワーポイントでスライドを作成したりして対応していましたが、ただそれを渡すだけでは、本当に伝えたいことが1割くらいしか伝わっていない気がしました。今は、ホームページを見てもらえれば、どんな病院なのか、どんな薬剤部なのかが伝わるようになったと思います。こちらが説明をする際も、ホームページを軸に話すことができるので、説明もしやすくなりました。病院や看護部のホームページはあっても、薬剤部がホームページをもっているのは珍しいですよね。充実したホームページがあるだけでも「薬剤師に対して手厚い病院」と感じ取ってもらえていると思います。



ホームページを活用いただくことで、採用の可能性が 少しでも上がっていれば、弊社としてもうれしい限りです。 ホームページを公開した2019年から 何名の薬剤師さんが入職されましたか?


新卒、中途を合わせて7名増えました。ホームページを見て「熱意をもった薬剤師がいる施設」と伝わるようで、自分もここで勉強しよう、ここで成長したいという気持ちで入職するスタッフが多いですね。

今、薬剤師の地域偏在が課題となっていて、薬剤師が都市に集中し、地方では薬剤師不足が深刻化しています。茨城県には薬学部をもつ大学がないこともあって、地域として薬剤師の確保を考えていかなければいけません。当院の場合は、ここ数年、病棟薬剤師の手厚い配置を目指して、積極的な求人活動を進めてきました。病院として薬剤師の必要性を理解いただいていることもあって、給与や働き方も改善できており、よい流れができつつあると思います。


ホームページの制作にあたり、何か重視している点はありますか?


“小山記念病院らしさ”が表現できているかが重要だと思っていて。制作いただいたホームページのように、リアリティがあるホームページがいいと思っています。一見きれいなホームページでも、写真がレンタルフォトだったりすると、病院やスタッフの雰囲気は伝わりにくいですよね・・・。撮影してもらうことで、臨場感のある写真が撮れますし、何よりスタッフも楽しそうでした(笑)



ホームページは外向けの情報発信ツールであると同時に、 インナーブランディングにも効果があることが多いですね。 ホームページを制作していくと自然と院内が盛り上がったり、 完成したホームページを見て同僚や他部署のことを 改めて知る機会になったり・・・


メッセージページ用にヒアリングしてもらったのも面白かったみたいです。院内のスタッフ同士だと「どうして小山に入職したんですか?」とか「どんなことにやりがいを感じますか?」とか、なかなか聞く機会がないですし、聞いても恥ずかしがってしっかり話してもらえなかったりしますもんね。第三者にヒアリングいただいてライティングしてもらうことで、ヒアリングされた本人だけでなく、同僚がどんなことを考えながら仕事しているのかを知る機会にもなったので、部全体としてモチベーションの底上げにもつながったかなと思います。


ホームページを制作していると、自然とその組織の雰囲気や 信念を知るのですが、御院は「地域のために」という言葉が どのスタッフさんからも自然に出てきていたことが印象的でした。


まずは、認定・専門薬剤師を目指しているスタッフが多いので、一人でも多くの認定・専門薬剤師を輩出して地域に貢献できればと思いますね。後々は、当院が指導施設となって、院外の薬剤師の先生方が小山で研修できるようにしたいと考えています。当院で学んだことを自分の病院や薬局へ持ち帰って、活かしていただければと思いますし、うちも外部からの知識を得ることで刺激をもらえますし。志の高い人たち同士が業務を共にすれば、相乗効果でより良い循環が生まれるはずなので、院内に固執せず、薬剤師同士のつながりを広くもてるような環境をつくりたいと思います。



花香 淳一様、ありがとうございました。


小山記念病院 薬剤部