インタビュー:昭和大学藤が丘病院 消化器外科教授 田中邦哉先生

昭和大学藤が丘病院 消化器外科

教授 田中邦哉先生


安岡「先日、先生の医局でホームページを作らせていただきましたが、医局の先生方について、何らかの反応はありましたか?」


田中先生「医局員は、取材の時などもそれなりに楽しみながらやっていたようです。自分たちの教室のPRを作り上げることには、興味がある様でとても良いことだと思っています。また、医局の先生方には先日も業績を出してもらいました。ホームページを意識すると、自分の業績を自分自身で客観的に把握することにつながります。自分はどれだけのことをやってきたのか整理しますし、逆に、やってこなかったことも認識できるわけですね。今現在の医局のメンバーに対しては、そうした効果を狙って、業績を出させることにしました。ただ、日常診療だけやるのではなくて、学会発表とか、論文を書くという、学術的な行動に対して、以前に比べて前向きな気持ちになってきているのではないかと思います。

また、何となく自分たちがこれから後輩を迎え入れる立場である、というような認識も、少し高まってきているような気配がします。人が少ないというのは普段から話題に出ていましたが、それほど積極的なアクションはしてこなかった所がありますので、ホームページを作ることを通して、若い医師を呼んで、こんどは自分が教える立場になる、というような潜在的な認識を高める役にも立っていると思います。


安岡「医局内部の変化についてお話をいただきましたが、では外部に関してはいかがですか?」


田中先生「外部というのは、患者さんに対してと、これから入ってくる新しいスタッフに対してということですよね。スタッフに関しては、ホームページを見たからというわけではないのですが、今年、後期研修医が2人決まりましたし、来年も、この調子で増えそうな気配はありますので、非常に効果的なのではないかと思います。特にFacebookを使うと、最新情報のアップデートがとても簡単で、これをきっかけにして、Facebook以外のところも見てもらえるようです。もう1つ、学術的な業績や臨床成績、手術症例数等も掲載していますから、学術的な実績もある程度わかっていただけるのではないかと思います。昭和大の外部の方が就職先を探そうというような時に、ホームページを見て、ああここはいいかな、といったようなことを判断する手助けになりますよね。逆にこういった情報がなければ、箸にも棒にもかかりません。このような情報の収集は、特に若い世代には進んでいて、自分に合うか合わないかを判断してもらいたい。それがきっかけで、見学の申し込みもいただけるようになるのではないかな、と思っています。

一方、患者さんには臨床の情報が必要とされていますが、その点実はまだ、ホームページの情報としては不足しています。本来であれば、私たちはどのような症例に対してどのような治療をしているかを、もっと丁寧に書かなくてはならないと考えています。ホームページというのは実は、患者さん世代ではなくて、そのお子さん世代が見ると考えています。医師の専門性や、治療方法等を見てくれるわけですから、そのあたりの説明が不親切であってはなりません。そこはもっと有効に充実させなければいけないなと思っているところです。

幸い、当院では消化器内科がしっかりしていますから、症例数が足りないということはありませんが、今後の課題として、患者さんを集めるためには、そのあたりを充実させなくてはならないと思っています。それがブランドにつながっていくと考えています。


安岡「そうですね。実際にGoogleはそういう考え方をしています。ご自身たちが、Googleにどうやったら上がるのかということを考えるのではなく、患者さんのために、どのような治療をしているのかを出すことによって、患者さんとのマッチングはGoogle側がやりますよ、というのがWEBの基本的な考え方になりますので、田中先生が仰るように、ご自身たちが熱意を持って情報を出していくということが、本当に病院のためになったり、自分の診療だったり研究だったりにつながっていく、というのが実際の流れになっています」


田中先生「やはり、自分自身が得意なところは、しっかり情報が書けるんですよ。不得意なところってどうしても疎かになってくるし、通り一遍になってくる。ですから非常に、病院の診療に関しては、書いたことによって色づけができると思っています」


安岡「求人の話に戻りますが、今回入られてきたお2人というのは、昭和大の内部の方ですか?」


田中先生「一人は昭和の人間で、もう一人は別のところからですね。出身大学も違います」


安岡「それはどちらから?」


田中先生「人づてに紹介していただきました。ホームページはできたばかりの頃でしたので」


安岡「じゃあまだ検索にはかかってこなかった時期ですね」


田中先生「ここから先ですよ(笑)でも、ここからどれだけ効果があるかがわかってくると思います」


安岡「そうですね、他の医局でも、ホームページを作成する前は全く人が入ってこなかったのが、ホームページを作成して、検索結果に上がってきてから、3カ月から半年くらいまでの間で入局が決まったという実績があります。人づてなどではなく、全く関係のないところからの応募だったということで、やはり自分たちの考え方を外に出すことが重要だよね、と分かっていただけたとのことでした。バーター広告などではなく、中のことをどう外に発信するか、そして発信するにあたって中身を考慮し、作っていくのかということ自体を重要視しています。田中先生が仰るとおり、外に対してだけではなく、中にいる人が自分たちのやっていることを見える化でき、それによって内部を活性化できるというメリットもあります」


田中先生「今後、文章もまた追加して、写真や絵なども見せながら、こういう疾患を治療していますよ、というようなこともうたっていかないとダメかなと思っています。グラフを見せられてもピンとこないなんてことは多々ありますから。」


安岡「では、次の課題はそちらのほうですね。あとは求人に関しても、疾患や治療方法といったものもPRになっていくと思いますので」


田中先生「なかなか医局メンバーも忙しいですので、書ける時間も限られていますが、その中でもこれから各疾患の色を出させながら文章を作ってもらっていきます。」



昭和大学藤が丘病院 消化器外科

教授 田中邦哉先生


略歴

平成元年/福島県立医科大学卒業

同年/横浜市立大学医学部附属病院臨床研修医

平成6年-7年/米国UCLA medical center留学

平成13年-14年/仏国Hôpital Paul Brousse Centre Hépato-Biliare留学

平成19年/横浜市立大学 消化器・腫瘍外科学 准教授

平成25年11月/帝京大学ちば総合医療センター 外科学講座 教授

令和元年7月/昭和大学医学部外科学講座消化器・一般外科学部門 教授


資格・専門医等

医学博士号

日本外科学会認定医

日本消化器外科学会認定医

日本消化器外科学会専門医

日本外科学会専門医

日本消化器外科学会指導医

日本外科学会指導医

臨床腫瘍学会暫定指導医

日本消化器病学会専門医

日本がん治療認定医機構暫定教育医

消化器がん外科治療認定医

日本肝胆膵外科学会高度技能指導医

日本腹部救急医学会暫定教育医


[弊社制作実績]

昭和大学藤が丘病院 消化器外科 公式サイト

https://www.fujigaoka-geka.com/



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